【実施報告レポート】子ども・子育て家庭のサポーター養成講習会

2023年6月1日

当法人では、妊娠期から思春期まで切れ目のない支援を行いながら、
いきいきした子ども達の世界を守るために行政や地域社会と連携し、
子育てを支えるネットワークと、その中心となる場づくりを進めています。

新型コロナウィルス感染症による環境変化により、
子どもたちや保護者が抱える課題がこれまで以上に複雑多様化している現状を受け、
多様化する課題に対応できる人材を長野市全域で育成する
「子ども・子育て家庭のサポーター養成講習会」(3/23~5/25)を実施しました。

長野市内外から41名に参加登録をいただき、3カ月間毎週木曜日に学びを深めました。
子どもや子育て家庭の現状を学びながら、
今を生きる子どもたちにどう寄り添っていったらよいのかを考えていきました。

登録者の約半数が子育て支援未経験者ということもあり、
経験者からの意見を聞いて消極的になる場面もありましたが、
子どもや保護者が抱える課題の実例に触れることで、
「少しでも何か役に立ちたい」という思いを強くしていただき、
これまでの子育て経験や人生経験を支援に活かされていくイメージを
持っていただきました。
ワークショップなどでは、参加者同士が積極的に意見を出し合っていました。

実践形式を取り入れながら、現場で活きるスキルを身につけていただく場面も。
自分自身がどんな支援につながっていきたいか・・・
法人事業などをご案内しながら、少しずつ支援イメージを膨らませていただきました。

今年4月に開設したばかりの子ども第三の居場所「ながのこどもわくわくカフェ」では、
「子どもの食事と栄養」を実習を交えて学びました。
変化している子育て方法や考え方に触れることで、
自分自身の子育てを振り返られる方も多くいました。

子育てを孤立させず、若い世代が気軽に頼れる環境づくりを行うには、
複雑多様化している子育て環境の現状を理解し、
子どもやその保護者を見守りサポートしていく人が、
長野市の各地域にいることが大切。
思いをともにした受講生の皆さんには、今後法人事業などを通して、
子ども・子育て家庭のサポーターとしてご活躍いただく予定です。

NPO法人ながのこどもの城いきいきプロジェクトに関するお問い合わせは下記まで↓
TEL 026-225-5467

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