2024年12月12日
12月10日(火)、篠ノ井こども広場このゆびとまれにて、防災講座が実施され、0歳の赤ちゃんとその保護者5組が参加しました。 台風19号災害の被害状況の写真が紹介され、「災害時に備えて準備していますか?」との質問に、ほとんどの方が意識はしているがとくに用意はしていないとのことでした。 「カップフィーディング」という聞きなれない言葉を耳にしながら、哺乳瓶を使わずに液体ミルクをどうやって飲むのかを実際に試してみました。 離乳食レシピや、防災リュック・防災ポーチの紹介も行いました。 参加された皆さんそれぞれに防災リュックとポーチについて考えてもらいました。 最後は、缶に入っているパンを試食しながらの質問タイム!
今年も江崎グリコの栄養士さん3名が講師を務めてくださいました。
被災時には、赤ちゃん用の備蓄品はすぐに届かないことや、車や電気が使えなくなることもあるという現状を聞き、いざというときに備えてローリングストックが大事であるというお話をお聞きしました。
赤ちゃんを縦抱きにして、使い捨てコップに注いだミルクを赤ちゃんの下唇にあてて少しずつ飲ませます!!
「ちょうどコップ飲みの練習をしています」という声も聞かれました。
参加した赤ちゃんはみんな上手に飲めて、お母さんたちも余ったミルクを試飲していました。
この日紹介した防災リュックは5キロの重さがありました。
参加者は実際に背負ってみたり、写真を撮ってみたりしていました。
リュックには、ローリングストックできるレトルトの食品も入っていました🎒
お隣の方と相談しながら書き出して、発表し合いました。
他の方の発表を聞きながら、うなずく方も。
自分だったら・・・と、防災について考えるきっかけになったようです。
ミルクだけで作るクッキーの作り方など、アレルギーを心配されている方は個々に栄養士さんに質問をしていました。
展示されているアルファ米やビスケット、羊羹などを手に取りながら種類の多さに感心し、「今回の防災講座に参加してよかった」との感想が聞かれました。