2025年8月1日
7月27日、「緊急時の子ども支援の連携について考える」学習会を開催し、 今回の学習会には、緊急時の子ども支援に取り組む2団体が参画し、 かつては災害現場で小児科医の取り組みはあまりなかったようですが、 続いてご登壇いただいたのは、日本防災士会長野県支部の大久保 隆志支部長↓ 能登半島地震が発生した2024年1月1日以降、日本防災士会の石川県、富山県、福井県、 長野市緊急時における子ども支援ネットワークとして、緊急時の子ども支援に取り組む多くの団体をつないでいく役割を担っていくためには、顔の見える関係づくりと学び合いの場が必要であることを確認した上で、後半は参加者の皆さんとともに「緊急時の子ども支援の連携」についてパネルディスカッションを通して考えていきました。 今後も分野・地域・世代を越えた学びの場を継続していければと思っています。 【お問い合わせ先】
長野県内外から51名が集まりました。
会場にお越しいただいた31名に合わせて、20名がオンラインで参加。
地域を越えた学びの場となりました。
それぞれが取り組む活動について活動発表していただきました。
先陣を切ってくださったのは、長野県小児科医会災害対策WGの天野 芳郎先生↓
東日本大震災後、災害時小児周産期リエゾンが登録。
令和元年台風19号水害での避難所における「子どもの居場所」づくり等を通して
対策の必要性を実感され、三重県小児科医のマニュアルを参考にしながら、
令和5年10月長野県小児科医会災害対策WGの立ち上げ、勉強会、シンポジウム、
オンラインで防災訓練、災害対策マニュアル作成などを行ってきたそうです。
災害対策マニュアルは完成間近とのこと!
私たち活動者にとってもとても心強い取り組みだと実感しました。
新潟県の各支部と連絡を取り合い、6日には先遣隊が物資を届け、石川総合スポーツ
センターでの1.5時避難で奥能登の人たちを受け入れるための人的支援に入られたあと、
13日には珠洲市正院小学校へ避難所支援に入られたそうです。
避難所支援に携わる中で現地の子どもたちとの交流も深め寄り添ってこられたそうです。
その中で、正院町の小学生12人が、同じ被災者なのに避難所でずっと声をかけてくれた
消防団員を見て、自分たちも地域の人たちのために何かしたい!と、昨年7月に「正院子ども消防団」を結成されたお話をしてくださいました。
まんなかに子どもがいて、支える大人がまわりにいる形ができていれば、子どもたちが活躍する場ができる!
普段地域で行っている防災訓練などへ、子どもたちの参加を促していくことの重要性についてもお話しいただきました。
今後の活動に向けたヒントをたくさんいただけた活動発表でした。
天野先生からは、「小児科医の中でも防災について少しずつ理解は進んできていると思うので、地域にいる医者をうまく巻き込むと良いと思う」という心強い意見をいただきました。
また大久保支部長からは、「異なる職種や異なる役割の人たちが交流する経験交流の場から得られる知識は、本に書いてある知識とは違い、実践的で応用が利く。新たな気づきや発見の中からいろいろなアイデアが生まれてくる。こういう場をつくり、交流を重ねることで連携も深まっていく」といった具体的な意見をいただきました。
当ネットワーク前代表の小笠原 憲子からは、「研修や避難訓練に子どもが常に参加していると子どもの存在を忘れずにいてもらえると感じた。異なる組織の人がお互いを知り学びあう機会は大切で、連携方法を平時の時から共に考えていくことが組織間連携の一番の近道。ネットワークとしては、みなさんの得意分野を効果的に発揮できるコーディネートの力をつけていくことが必要」との意見がありました。
長野市や長野市社協の方からも、前向きな具体策にふれる意見が聞かれ、今後の連携につながる良き機会となりました。
また、この日の参加者の中に高校生がいたことも、大きな刺激となりました。
長野市緊急時における子ども支援ネットワーク事務局
( NPO法人ながのこどもの城いきいきプロジェクト)
TEL・FAX/026-225-9354
E‐mail /n-saigai@na-kodomo.com