緊急時の子ども支援コーディネーター育成研修を全国初開催しました(11/25 長野市)

2025年11月27日

NPO法人ながのこどもの城いきいきプロジェクトでは、休眠預金活用事業として、長野市における緊急時の子ども支援体制づくりの取り組みを広く発信することで、緊急時の子ども支援の必要性と体制づくりノウハウを長野県内外につなげる活動を行っています。
その一環として、全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)子ども支援ワーキンググープの皆様のご協力の元、『緊急時の子ども支援コーディネーター育成研修』を全国で初めて開催することができました。
会場の若里市民文化ホールには、行政・民間様々な立場の皆様37名が集まり、一日研修をともにしました。

講師は、全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD) 子ども支援ワーキンググループの皆さん。
〇NPO 法人災害時こどものこころと居場所サポート
 小野 道子 氏(社会福祉士)、本田 涼子 氏(臨床心理士)
〇公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
 山田 心健 氏(国内事業部/緊急支援・防災事業プログラムマネージャー)
それぞれの専門分野を活かした分かりやすい講義で、緊急時の子ども支援におけるポイントを学びました。

≪緊急時の子ども支援コーディネーター育成研修プログラム内容≫
〇はじめに(研修の目的、今日の内容、講師及び参加者紹介)
〇災害時の子どもの状況と子ども支援
〇災害時子ども支援コーディネーターの役割と業務
〇災害時の子ども支援において必要な知識
〇セーフガーディングについて
〇まとめ、質疑応答、アンケート

5人一組のグループワークでは、積極的に意見交換を行いながら、必要な支援と支援の担い手などについて考えました。


≪使用テキスト≫
被災者支援コーディネーションガイドライン<子ども支援>
長野市緊急時の子ども支援ガイドライン
子どものやさしい空間ガイドブック
 

一日を通してご参加いただいた33名には、全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD) 子ども支援ワーキングより、修了証を発行していただきました。
今後の長野市における緊急時の子ども支援体制づくりの担い手として活動をともにしていただける心強い仲間が増えました。

長野市でスタートした新たな取り組みを、来年度は長野県内外へ広げていきたいと思います。

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