2026年3月12日
3月9日(月)、長野地域振興局5階会議室で、「こども食堂防災研修in長野圏域」を開催しました。 こども食堂防災研修は、全国のこども食堂支援を行っている認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ(以下、むすびえ)が実施する「こども食堂防災拠点化プロジェクト」の一環事業。こども食堂が地域の多世代交流拠点として機能し、防災の力でも地域で必要とされる社会を作ることを目的として、2019年より継続して実施されています。 長野地域こどもカフェプラットフォームと連携しての開催で、プラットフォーム参加団体や、地域でボランティア活動に取り組んでいる方、防災に関心のある方など42名が参加しました。 研修前に、防災食の展示と配布、試食の提供を行いました。「五目ご飯」「梅昆布ご飯」「鯛めし」など、ご飯だけでもたくさんの種類があり、驚いている方もいました。 当法人事務局長で長野地域こどもカフェプラットフォーム世話人会代表の小笠原の挨拶の後、むすびえこども食堂防災拠点化プロジェクトを進めている防災士の森谷哲さんによる研修を行いました。 研修は、「『もしも』に備えた『いつも』の活動とつながり」という副題で、こども食堂が「①多世代交流の場となっている」「②継続したボランティア活動である」「③地域との協力体制がある」「④大量調理・衛生管理ができる」、これらの機能を持った平時の活動があるから、「もしも」の時に力を発揮できるのだと学びました。 参加者には、むすびえが発行する「こども食堂防災マニュアル」が配布され、このマニュアルに沿って研修が行われました。 座学の後は、避難訓練の大切さを学ぶために、こども食堂を実施している最中に火災が発生したという想定の避難訓練を行いました。 参加者の半分を大人役、半分を黄色いはちまきを目印にした子ども役に分けました。 「子どもになりきってください」という森谷さんの説明に従い、だだっこになって大人のいうことを聞かない子ども、逃げ回ってしまう子ども、物陰に隠れてしまう子どもなどになりきり、大人役の人たちは火の手から子ども役を守り、大きな声をかけながら部屋から通路に誘導しました。 森谷さんからは、2024年1月1日に発生した能登半島地震でもこども食堂によるつながりから、複数の団体が協力し炊き出しを行った事例の紹介もありました。日ごろからの連携体制があることで、緊急時にも大量調理で温かい食事を提供ができる、こども食堂の強みが発揮されました。 研修の後には、長野市緊急時における子ども支援ネットワークの取り組みについても紹介し、ネットワークへの参加の呼び掛けも行いました。2月28日にネットワークが発行した「緊急時の子どもへの対応ガイドライン」を案内し、参加者からも関心を持っていただきました。









